基本の三指標
投資先を評価するための基本の三指標リターン、リスク、シャープレシオについて説明するよ
リターン
リターンとは、「投資で得られる収益率」のことです。
「利益額÷投資額」 で計算することができます。
例えば、100万円投資して5万円の収益があったなら、リターンは5万円÷100万円=5%と計算できるよ
リターンは当然高ければ高いほど良いです。
リスク
リスクとは、「リターンの振れ幅の度合い」のことです。
一般的には標準偏差という指標で表します。
(引用元)日本証券業協会
リスク(標準偏差)もリターンと同じくパーセントの単位で示されます。
ただリスクがX%と言われてもどういう意味か少しイメージしづらいのでしょうか。
大まかなイメージとしては、「リターンが想定から乖離したとしても-X% から+X%の範囲に収まる可能性が高い」といったような意味になります。
例えば、期待リターンが3%、リスクが4%の資産があった時、1年後のリターンは3%±4%の範囲内(つまり-1%から+7%の範囲内)に収まる可能性が高くなります。
(引用元)肥後銀行
上の例は、一定の仮定(正規分布に従うという仮定)に基づいた図なので参考程度に考えてね
リスクは不確実性の高さとなるので、基本的には避けたいもので、低ければ低いほど良い指標となります。
資産クラスごとのリスク・リターンの傾向
(引用元)日本証券業協会
上の図のように一般的にリスクとリターンはトレードオフの関係(どちらかが良ければどちらかが悪い)にあるよ
そんな中でリスク・リターンを総合的に評価する指標が次に紹介するシャープレシオ!
そんな中でリスク・リターンを総合的に評価する指標が次に紹介するシャープレシオ!
シャープレシオ
シャープレシオは「投資の効率性」を評価する指標です。
リターンやリスクを使って、以下の式で計算することができます。
リスク、リターンとシャープレシオの関係性
リスク、リターンとシャープレシオの関係性をグラフ化すると以下のようなイメージになります。
リターンは高く、リスクは低いほど良いので、グラフ左上に位置する資産が魅力的な投資先ということになります。
シャープレシオは大まかにはグラフ左上にあるほど高くなる指標ですので、シャープレシオを見れば投資先の魅力度を測ることができるわけです。
シャープレシオの重要性
シャープレシオは非常に重要な指標です。
例えば、 リスク、リターンの異なる以下のようなファンドA、Bを考えてみましょう。
リターンはファンドAの方が高いですが、シャープレシオはファンドBの方が高いです。
もし、ファンドAと同じく12%のリターンを得たい場合、ファンドBに1.5倍の金額を投資することで、同じリターン12%をファンドAより低いリスク15%で得ることができます。
また、ファンドBに2倍の金額を投資することで、ファンドAと同じリスク20%で、より高いリターン16%を得ることができます。
つまり、シャープレシオが高いということは、低いリスクで同じリターンを得られたり、同じリスクで高いリターンを得られたりするということになります。
無リスク金利で資金調達できるのであれば、ファンドBはファンドAの上位互換ということになるね
各証券会社での確認方法
今回紹介した三指標は主要な証券会社で確認することができます。
SBI証券、楽天証券での確認方法を最後に見ていきましょう。
SBI証券
SBI証券では、ホーム画面から「投信 > 銘柄検索・取扱一覧 > 投資指標」と進むことで確認することができます。
標準偏差(シグマ)とあるのがリスクの指標です。
楽天証券
楽天証券では、ホーム画面から「商品 > 投信スーパーサーチ > シャープレシオ・標準偏差」と進むことで確認することができます。
楽天証券では、期間別のシャープレシオを確認することができます。
まとめ
今回紹介したシャープレシオは 投資先の優劣を測るのにとても重要な指標です。
投資を始めたばかりだとリターンの高さだけに目が行きがちですが、リスク水準と比較してそれに見合うリターン水準なのかをシャープレシオを使って確認しましょう。
また、リスク水準が自分に合ったものなのか確認することも非常に重要です。
自分に合ったリスク水準の調べ方については、別の機会に書きたいと思います。











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