まずは前回のおさらいから…
一般的なインデックス投資
一般的にインデックス投資というと、S&P 500やMSCI ACWI(オルカン)、TOPIX等の伝統的な時価加重インデックスへの投資を指すことが多いです。
時価加重インデックスというのは、企業規模(時価総額)の大きさに従って割合を決めていく指数のことです。
結果として、影響力を持つ大企業ほど構成割合が大きくなるので、時価加重インデックスは株式市場の実態を正確に表した指数であると言えます。
しかし、時価加重インデックスに対しては次のような分析結果もあります。
猿にも負ける時価加重インデックス
株式市場の実態を表した時価加重インデックスですが、なんとサル🐵が投資した方がマシという分析結果もあります。
分析方法
- 米国株式を対象に、ランダムに銘柄を選んだポートフォリオを1000万個用意(これを1000万匹の猿が作った1000万のポートフォリオと見なす)
- 1000万のモンキーポートフォリオと時価加重インデックスに$100投資
- 40年程度経った後の資産額を比較
分析結果
猿の最終的な資産価値の分布
(引用元)
Andrew Clare, Nick Motson & Steve Thomas. (2013)
“An evaluation of alternative equity indices.”
Cass Business School
“An evaluation of alternative equity indices.”
Cass Business School
1000万匹のサルのほとんどが時価加重インデックスより稼いだという衝撃的な結果…
こういった時価加重インデックスの課題点を解消する策として、今回紹介するスマートベータインデックスへの投資があるわけだね
こういった時価加重インデックスの課題点を解消する策として、今回紹介するスマートベータインデックスへの投資があるわけだね
スマートベータとは
スマートベータインデックスとは一般的な時価加重インデックスとは異なり、財務指標や株価の変動率など特定の要素(ファクター)に基づき構成されるインデックスのことです。
具体例としては企業規模(サイズ)や株式のバリュエーションに着目したもの等があります。
期間にもよりますが、通常のS&P500をパフォーマンスで上回る結果も見られています。
(引用元)S&P500 Global
更に驚きなのは単純に同額ずつ各企業を保有する均等ウエイト指数が最もパフォーマンスが良かったということ
サルが勝ったという分析結果も納得だね
サルが勝ったという分析結果も納得だね
スマートベータ具体例
次に具体的なスマートベータインデックスをいくつか紹介するよ!
投資できるものもあるから見ていってね
投資できるものもあるから見ていってね
- 高クオリティと高配当利回りを両立する指数
- S&P 500 Quality High Dividend Index など
投資方法
▸ SBI証券、楽天証券などから購入可能
【ETF】 グローバルX 高配当・優良・米国株 ETF
▸ SBI証券などから購入可能
- 全構成銘柄の比率が均等になるように割り当てられる指数
- S&P 500 Equal Weight Index など
投資方法
▸ SBI証券、楽天証券などから購入可能
【ETF】 インベスコ S&P 500 等ウェイト ETF
- 市場全体と比較して割安と判断される銘柄で構成される指数
- S&P 500 Value Index など
投資方法
【ETF】 SPDRポートフォリオS&P 500バリュー株式ETF
- 市場全体と比較して成長性が高いと判断される銘柄で構成される指数
- S&P 500 Growth Index など
投資方法
【ETF】 SPDRポートフォリオS&P 500グロース株式ETF
- リスク最小化を目指して銘柄の構成比率を決める指数
- S&P 500 Minimum Volatility Indexなど
パフォーマンス比較
最後に時価加重インデックスと各スマートベータインデックスのパフォーマンスを比較するよ
各インデックスの推移(2003年末を100に基準化)
パフォーマンス(2004年~2023年)
長期のリターンで見るとクオリティ高配当やグロース株、均等ウエイトインデックスが、シャープレシオで見るとクオリティ高配当や最小分散が優れていることがわかるね
もし気になったら投資方法のリンクから投信やETFを比較検討してみてね
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